
日本ヨーガ療法学会
第1回 九州ブロック大会

ご 挨 拶
日本ヨーガ療法学会第1回九州ブロック大会
大会長 大島 彰
(九州がんセンター サイコオンコロジー科)
HPをご覧いただきありがとうございます。このたび、日本ヨーガ療法学会においてヨーガ療法のさらなる発展と連携をより一層進めていくために、新たな方向性を発信、交流する場として九州各県持ち回りでのブロック大会を開催することとなりました。
そこで、日本ヨーガ療法学会第1回九州ブロック大会を令和元年9月21日(土)に福岡市中心の天神にある警固神社 神徳殿(貸会場)において開催させていただく運びとなりました。平成から令和へと新たな時代の幕開けの時に初めて開催される九州ブロック大会の大会長を担うことを大変光栄に存じます。また、巡り合わせとはいえ、改元により福岡・大宰府が改めて注目された年に神社の中で開催するという不思議な因縁を感じております。
大会テーマは、「ヨーガ療法におけるエビデンス(根拠)とナラティブ(物語り)の統合」と
させていただきました。エビデンスとナラティブは車の両輪に例えられますが、どちらかがいかに優れていてもバランスが悪ければ車は良い動きはできません。ある意味、学会発足当初からの命題であると思いますが、改めてヨーガ療法におけるエビデンスとナラティブの統合を一歩一歩進め
ながら一人ひとりの健康・幸福に繋げていく礎となる大会にできればと願っています。
改元に伴い日本人としてのアイデンティティを改めて考える機会となりましたが、九州は東アジアと近く、アジアの中の日本としてこの度中国、韓国の演者もお招きし、日中韓のヨーガ交流も
図りたいと考えています。ヨーガ療法と一般のヨーガとの違いについての解説も含め数々の魅力あるプログラムを企画しております。福岡では様々な病院、施設でヨーガ療法士によるヨーガ療法指導やヨーガ教室が行われていますが、そうした活動も含め各県の情報も共有しながら、今後のより良い方向性を一緒に討議できたらと考えています。
大会は、福岡では令和元年最初の春の「博多どんたく」、夏の「博多祇園山笠」と並び、博多三大祭りのひとつ秋の「放生会」が終わったばかりの時期ですが、福岡を楽しんでいっていただけたら幸いです。また、大会前日には「一生に一度」というキャッチフレーズのラグビーワールドカップが開幕します。福岡も会場となっていますが、ラグビーだけでなく一生に一度の思いを込めて開催する九州ブロック福岡大会もぜひご参加いただきたいと思います。大会終了後の懇親会では私の郷里・奄美大島の郷土料理や余興なども企画していますので、そちらも楽しんでいただけたら幸いです。
参加は日本ヨーガ療法学会会員に限らず一般の方もご参加いただけます。ヨーガに関心のある方々の交流、情報交換の場にしたいと思いますので、多数の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
大会長 大島彰